病気のこと書いたっきり更新されないブログに
各方面からお叱りやらご心配やら多くのお声掛けを頂きまして
・・・・・・・・・
いやはや
ワタシはすこぶる元気でございますが
ここんところどうもブログを書くモチベーションになれず
時折書き始めてはみるものの
まるでスランプの作家のように書いては消して書いては消して
やがて途中で嫌気が差す、ということの繰り返し
一時はいつ仕事してんだ?ってくらい更新していたのに
もはや翼の折れたエンジェルでございます
しかしながら
ブログを読んで下さる方の中にも
睡眠時無呼吸症候群の詳細を知りたがっている”同士”がいらっしゃることを知りまして
新年早々病気の話で恐縮ですが
その後のご報告をさせて頂きます
と言いながら
痛いとか痒いとかいう症状も無いわけで
さらに何となくカッコ悪い気がして
実はあの後なかなか病院に行く気が起きませんでした
ところが東京での足湯に向うフェリーの中でのこと
2等寝台の雑魚寝部屋で就寝していたところ
夜中不意に尿意で目を覚ますと
まだ薄暗い明け方4時頃にもかかわらず
確か同じ部屋に居たはずのお客さんたちが全員
荷物もろとも姿を消しているではありませんか!!
すぐさまワタシのイビキのせいだ、と気付きました
おそらくカッカッカッカッ・・・とたびたび息を止めながらイビキをかくワタシを
気味悪がって他の部屋に移動してしまったのでしょう
もーーー穴が有ったら入りたいほど恥ずかしいやら申し訳ないやら
とにかくこのままじゃ人前でうっかりうたた寝もできないと思い
ようやく病院に行く決意をしました
病院で一通り症状を話すと
とりあえず自宅で『何回呼吸が止まっているか』を記録する装置を付けて
二晩寝てくださいとのこと
その装置の記録結果を踏まえてあらためて入院検査するかどうか決めるとのこと

さてそんなわけでこんな感じで
↑記録したのち機械を返送してから一週間後
或いはこういう時に限って全然呼吸が止まっていなかったりして
な~んて思いながら診察を受けてみると
症状は
『深刻な重症』通常10秒以上の呼吸停止が1時間に5回以上あると
”睡眠時無呼吸症候群”の疑いがあるそうですが
ワタシの場合ナント
70回越え!!さらに
時系列で呼吸していない時間を赤く塗りつぶしている表を見せてもらったところ
グラフの上は真っ赤っ赤
※イメージ図↑僅かな隙を狙って束の間の呼吸をしていることが見て取れました
こりゃ寝てても疲れるはずだわ
しかも最大呼吸停止時間90秒という記録に
「じぇじぇじぇっ!」
と昨年の流行語を口にする先生
今さらそんな驚き方しなくても、と思ったら
「りっぱな海女さんになれますね」
と言う意味だったらしい
確かに1分半も潜水できる能力を持っていたとは
ワタシ自信じぇじぇじぇ!である
ちなみに
ここ暫く夜中症にも悩まされていたが
これも呼吸停止による命の危険を感じた脳が
尿意という形で注意喚起して目覚めさせてくれる現象だそうな
人体の不思議と言うのは深くて素晴らしい
「久々に治療し甲斐のある患者さんが来ました」
と、心の中で腕まくりしている先生
というコトで
入院検査は後回しにして
取り急ぎCPAPなる機械を一台用意したので
とりあえず今日から装着して寝てくださいとのこと
でもって
ワタシは現在

こんな感じで寝ております
ホースの先に小さなコンプレッサーが付いておりまして
鼻から空気を送り込んで呼吸を補助しつつ呼吸の状態を記録する機械だそうです
着け始めてから20日ほど
正直いまだに違和感はありますが
そう言えば夜中おしっこに起きることが無くなりました
とりあえず命の危険は回避しているようです
さらに
気付けば昼間にうつらうつら・・・と言うのも激減しました
支障をきたしていた日常生活も徐々に元通りになりつつあります
でもって根本原因として
致命的なのは私の鼻腔の太さが途中極端に細くなっていることにあるようですが
一年前はここまで酷くなかったところから推測するに
やはり太ったことによる圧迫が原因ではないかと
さらに睡眠時無呼吸症候群は肥満を助長するので
その悪循環で症状が悪化しているのではないかと推測
まずは正常の睡眠によりその悪循環を断ち切った後
ダイエットに励んで症状を軽減させるという方向で治療していくこととなりました
と言うわけでこの後も何か進展がありましたらこの場でご報告させて頂きますが
そう言えばワタシもイビキがうるさいってよく言われる
この頃やけに昼間眠い
夜中おしっこに何度も起きる
・・・・・・・等々お心辺りのある方!!
この病気は単に眠いだけ、周りの人に迷惑を掛けるというだけでなく
糖尿病、高血圧、脳血管疾患、虚血性心疾患等
命に関わる深刻な病気を発症させる原因になるそうです
健康な身体で生活したい方
できればもう暫く生きていたい方は
是非一度病院に行ってみることを強く強くお薦めします
というコトで
本年もよろしくお願い致します